自動型
軟水を手軽に得るには、イオン交換樹脂による方法がもっとも簡単です。
軟水装置は、原水硬度の多少に応じて一定量の軟水を採取すると、イオン交換樹脂が硬度成分によって飽和状態となり、軟水を採取する能力がなくなります。このような状態になったら塩水でイオン交換樹脂を洗浄すると、再び軟水が採取できるようになります。
このイオン交換樹脂を食塩水で洗浄する操作を“再生”とよびます。“再生”操作は約90分かかります。全ての製品で再生操作を自動で行います。
軟水採取量
軟水装置再生後、つぎの再生までの間に採取できる軟水量。軟水採取量は原水硬度と軟水装置の樹脂量によって決まります。
軟水採取量(m3/サイクル)÷流量(m3/h)=軟水採取時間(1再生当り)を意味します。軟水採取時間=24時間の場合、再生頻度は1日1回が限度です。なるべく余裕を持って、選定ねがいます。一般に自動型軟水装置の再生頻度は2~3回/週です。
全自動運転のため、まったく人手をかけずに運転できます。
使い勝手に合わせた再生起動方式で管理楽々。
用 途:ボイラ給水用水、クリーニング用水、加湿用水
特 長:再生が設定できるコンパクトな軟水装置
採水量:0.75~3m3/h
全自動運転のため、まったく人手をかけずに運転できます。
デジタルタイマーを採用しているので、設定操作が容易です。
また、自動交互運転機能を使用することで24時間連続採水が可能です。
用 途:ボイラ給水用水、クリーニング用水、加湿用水
特 長:再生が設定できる軟水装置(FRP製)
採水量:3~35m3/h
全自動運転のため、まったく人手をかけずに運転できます。
自動再生の押しボタン起動と手動操作が可能。
入口側の積算計は信号が出力できるので収量運転が可能。
配管・弁類などコンパクトかつ丈夫で使いやすい設計になっております。
用 途: ボイラ給水用水、クリーニング用水、加湿用水
特 長: 自動再生が設定できる軟水装置(鋼板製)
採水量: 50~100m3/h
少量でお使いの場合には、
使い捨てタイプのため、実験用途など少量での使用に最適です。
ハウジング(容器)は専用容器をお使いください。
(PF-III、PF-VIハウジング)
カートリッジは資源化可能な材料を採用しています。
DCPS-002仕様表
供給水 | 水道水及びそれに準ずるもの |
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標準流量 | 10~50ℓ/h |
使用温度 | 1~40℃ |
外型寸法 | 約φ78×長さ250mm |
質量 | 約850g |
採取量 | 約900ℓ 原水硬度55mg/ℓの場合 |